山口県の新しい奨励品種「きぬむすめ」
●山口県と全農やまぐちによる「きぬむすめ」栽培の取り組み

 「きぬむすめ」は、1991年に九州農業試験場(現在の九州沖縄農業研究センター)で、キヌヒカリと愛知92号(後の「祭り晴」)からの人口交配より育成されました。
 温暖地の平坦部、準平坦部および「日本晴」栽培地帯に主に適した品種で、島根県や大阪府、鳥取県などで奨励品種として積極的に栽培されています。
 山口県では1997年より栽培奨励品種として検討されてきましたが、なかなか具体的な取組には至りませんでした。しかし、本年度再検討し「きぬむすめ」の特性や適地性を再確認した結果、本格的な栽培試験を今年度から開始することとしました。
 2008年産は、山口県で決定した計4ヶ所(下関で2ヶ所、美祢で2ヶ所)94アールで栽培試験を行っています。

●「きぬむすめ」の普及に関するメリット
 「きぬむすめ」は品種の特性上、「コシヒカリ」や「晴るる」と「ヒノヒカリ」の中間に刈り取り(成熟)時期が来るため、出荷の集中を分散させることができ、ライスセンターの混雑の軽減が期待できます。
 美祢地域では特にコシヒカリと晴るる、ヒノヒカリなどを多く栽培していますので、コシヒカリと晴るるが先に刈り取りを迎え、その後ヒノヒカリの収穫まで間があくため、中間を埋めることのできる品種「きぬむすめ」が求められています。
 
 
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