●安心・安全な牛肉を地産地消する
 「こだわりをもって肥育した牛を、安心・安全が見える形で地元を中心に販売する。」という「地産地消」の動きは、ここ阿東町でも活発だ。今回は、徳佐肥育センターと肉の直売所を訪ねた。

JA山口中央阿東支所
石川さん

道の駅「長門峡」直売所
店長 杉原さん
 山口県阿東町は県内でも肉牛の生産が盛んな地域である。この中核をなしているのが、JA山口中央の徳佐肥育センター。ここでは、3棟の畜舎の中で300頭の和牛が愛情込めて大切に育てられている。
 「嫌々じゃできない仕事だよ。」牛の肥育をこんなふうに語る石川さんの眼差しは温かい。販売されるまでの28ヶ月間、肥育センターでは牛にストレスを与えない環境づくりに腐心している。環境は肉の状態に大きな影響を与えるので、牛の生活スペースは明るく、広く、牛舎の下に敷くオガクズは定期的に交換し衛生的に保たれている。また、えさの食べ方が均等か、相性の悪い牛同士が同室になっていないか、風邪をひいていないか・・・等、常に牛の内面の状態を観察して変化に即対応している。

 撮影当日は、ちょうど牛舎の床替えの日であった。汚れたオガクズを堆肥センターへ移動する。この堆肥は有機栽培、土づくりのために農家の人に還元される。阿東町では、有機米や有機野菜づくりが盛んで、地域一帯で「安心・安全」システムがつくりだされている。
清潔で明るい施設をみれば、愛情を込めて肥育されていることが一目瞭然

大きなトラクターで作業も早い。機材も充実している


店長さんの右横に検査証明書が掲示してある

炭火で焼くと肉汁がたれて、更に美味しさアップ
 さて、こんな和牛なら是非食べてみたいものだ。そこで、阿東町の国道9号線沿いにある道の駅「長門峡」の直売所を訪ねた。陳列されているお肉は、どれも新鮮で美味しそう。しもふりの極上の肉を焼いてみることにした。店頭に並んでいる肉は、誰が肥育したものかわかるようになっている。更に、BSE(牛海綿状脳症)の検査はもちろんのこと、抗生物質の残留検査も行っており、確実に「安心で安全」なものが消費者のもとに届く。
 阿東の牛の評判は、地元のみならず広範囲に届いており九州からも買いにこられるほどの人気だ。夏のイベント、家族の団欒に是非阿東の美味しいお肉を召し上がれ。

●販売しているお店
道の駅「長門峡」直売所
〒759-1231 山口県阿武郡阿東町生雲東分47-1
Tel.08395-5-0888



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